ライディングシューズはバイクに乗る上で必須アイテムですが、種類が多く「何を選べばいいのか分からない」と言う方も少なくありません。
「カッコいいから」と購入しても、自分の使用用途に合っていないシューズだとツーリングの楽しさは半減してしまいます。
今回はalpinestarsのライディングシューズ、SMX-6とSMX-1を比較して、使用用途により選択するタイプをご紹介いたします。
ライディングシューズをカッコよさで選んではいけないの?
用途によっては使い勝手が悪くなることもあるため、使用用途に合わせて選ぶことが大切です!
ライディングシューズの役割
ライディングシューズはバイクに乗った時に、最も性能が発揮される作りとなっています。
そのため通常使用するシューズと異なり、歩行やランニングなどの日常的な使用には向きません。
ライディングシューズにはプロテクターが装備されており、転倒した際バイクに足が挟まれたり、路面で足が擦れてもケガによるリスクを軽減してくれる効果があります。
耐久性が非常に高く破れにくい素材を使用しているため、シューズ自体は硬く重たい作りとなっています。
また、シフトチェンジによりシューズが傷まないように、シフトガードで保護してあるのも特徴の一つです。
ロングとショートの比較
ライディングシューズは大きく分けるとロングタイプとショートタイプの2つのタイプがあります。
ロングタイプは足のすねまで覆う作りとなっており、保護性能が高い作りとなっています。
バイクレースなど危険が伴うシーンにおいて、安全性能を高めてくれるロングブーツは必須アイテムとなります。
覆う箇所が多い分、蒸れたり足首が曲げにくかったりするため、安全性能だけでロングブーツを選ぶことはおススメできません。
ショートシューズはロングブーツに比べ安全性能は落ちるものの、足の可動域が多いため幅広いシチュエーションで使用できます。
また、スニーカーのような履き心地で使用できるため、バイクに乗るためのスタイルは柔軟に対応することができます。
用途で選ぶ
ロングブーツ
サーキット走行や林道走行など、通常の一般道走行よりも転倒リスクが高い場所を走行する場合は、ロングブーツにする方が安全性の高さから安心できます。
バイクに乗ることがメインのツーリングや、バイクを降りてから散策することが無い場合はロングブーツで走行する方が、足の固定範囲が広いため楽に走行することができます。
但しロングブーツの場合、可動域が狭くなるためネイキッドなどステップの位置が低い車両だと、シフトチェンジが行いにくくなるため注意が必要です。
ショートシューズ
ショートシューズは街乗りからツーリングまで幅広い用途で使用することができるため、ライディングシューズで迷ったら、とりあえずショートシューズを購入しておきましょう。
ショートシューズは通気性の良いメッシュ素材やベンチレーション機構を採用しているものも多くあります。
夏の走行を快適にするためにも、通気性の良いものを選ぶことをおススメします。
まとめ
今回はライディングシューズのロングタイプとショートタイプで比較してみました。
使用用途に合わせたシューズを選択することで、ライディングシューズの機能を最大限に発揮し、安全で楽しくバイクに乗ることができます。
ライディングシューズは見た目も重要ですが、機能を重視して選択するようにしましょう。
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