【ネイキッドバイク】種類と用途に注目して最適なバイク選びを!

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大型バイクの中でもネイキッドは幅広い用途に使用できるため最も人気が高く、世代を問わず乗る事ができるバイクです。

しかし、人気がある故に数多くの種類が販売されており、選定に頭を抱えることもあるのではないでしょうか?

今回はネイキッドバイクの購入を検討されている方に向けてネイキッドの種類、用途の違いなどバイク選びの参考になる情報をご案内いたします。

ネイキッドバイクに乗りたいけれど、どのタイプが自分に合っているんだろう?

トッシ

各タイプの特徴を知ることで、選択の幅を狭めることができますよ!

この記事をおススメしたい方
  • ネイキッドの購入を考えている方
  • ネイキッドのタイプを知りたい方
  • 欲しいバイクが自分の使用用途に合っているか知りたい方
目次

ネイキッドバイクとは

ネイキッドとは英語で『むき出し』という意味になります。

名前の通り、バイクのエンジンがカウリングで覆われていない『むき出しの状態』になっているバイクの事をネイキッドと呼びます。

エンジンが覆われていないため、走行風によるエンジンの冷却効果が高く、メンテナンスも容易にできることが大きな特徴です。

ライディングポジション

SSのような前傾姿勢とは異なり、上体が立ち気味のライディングポジションのため、バイクに跨った状態で軽く手を伸ばせばハンドルを掴むことができます。

また、腰や首への負担が少ないため街乗りからロングツーリングまで幅広い用途で使用することが出来ます。

ステップ位置は、座面の真下に設置していることが多く、走行中の足への負担も少ないのが特徴です。

ただ、信号待ちなどの停車中には、地面に着いている足とステップが当たるため少し邪魔に感じる事もあります。

ネイキッドバイクの種類

ネイキッドバイクは昔からあるバイクの伝統的なスタイルです。

歴史が長い人気スタイルのため、いくつかのジャンルが存在します。

ここでは5種類のタイプを紹介いたします!

  • スポーツネイキッド
  • ネオクラッシック
  • クラッシック
  • カフェレーサー
  • ストリートファイター

スポーツネイキッド

教習車として使用されることが多い車両で、ネイキッドの代名詞とも言えるスタイリングです。

スポーツ走行からクルージングまで幅広く使用することが出来るタイプでありながら、タンデム走行や荷物の積載性にも優れているため、ビギナーからベテランまで選ばれる人気のタイプになります。

また、カスタム次第では様々なスタイルに変更することが出来るため、オリジナリティを出したい方がカスタムベースとして選ばれることも多くあります。

ネオクラッシック

1970年代のネイキッドスタイルを現代の技術で復刻したスタイリングとなっており、新しいのに何故か懐かしい印象さえも覚えます。

カラーリングも当時のカラーを復刻したモデルもあるため、リターンライダーにとても人気があるスタイルです。

旧車を維持するとなると絶版部品の問題や、ツーリング中のトラブル対処の問題が必ず出てきます。

しかし、ネオクラッシックは外観が旧車風の最新車両なので、問題を気にすることなく乗る事ができます。

カスタムパーツも当時の雰囲気を再現したデザインのモノが多くあるため、自分好みに再現してみるのも楽しみの一つだと言えます。

クラッシック

1960年代のシングルスポーツと言われるバイクをオマージュしており、当時のスタイリングをそのまま継承しています。

単気筒か2気筒のモデルで、現在の排ガス規制をクリアした復刻車として発売されるケースが一般的です。

クラッシックバイクはレトロなモダンスタイルのため、バイクをおしゃれの一部として活用することもできます。

ライダー自身の洋服や装備もバイクに合わせることで、ツーリング先でバイクと一緒に写真撮影やSNSにアップするのも楽しみの一つと言えるでしょう。

カフェレーサー

カフェレーサーはクラッシック・ネオクラッシックのバイクをベースにビキニカウルを装着し、ハンドルポジションを下げたスポーツスタイルのバイクです。

カフェレーサーは1960年代に公道レーサー仕様として、今で言うSS(スーパースポーツ)の位置づけであり、元来カスタムスタイルとしての呼び名でした。

しかし、現在では純正仕様として販売しているメーカーも多くあるため、ネイキッドジャンルの一つとして確立しています。

ベースがクラッシック・ネオクラシックの為、用途としても幅広く使えますが、ハンドルポジションによっては首や腰に負担が出るものもあるため注意が必要です。

ストリートファイター

現代最先端のネイキッドと言えばストリートファイターです。

スポーツ走行に特化した近未来的なスタイリングに高回転型のエンジン。

簡単に言うとSS(スーパースポーツ)のネイキッドバージョンだと思ってください。

エンジンは各メーカー代表SSのエンジンをベースに、ネイキッドの特性に合わせた仕様で作りこんでいるため、他のネイキッドよりも尖った走りをするのも特徴です。

SSベースとは言え、ライディングポジションは窮屈ではないネイキッドなので、他のネイキッド同様にスポーツ走行からクルージングまで幅広く使用することが出来ます。

デメリットとしては、スタイリッシュなデザイン重視のため、タンデム走行や積載バックの搭載には向かないスタイリングになっています。

使用用途での選び方

幅広い用途に使用できるネイキッドですが、より最適なバイク選びをするためには特徴を知っておくことも大切です。

私見ですが使用用途別にまとめてみました。

ツーリングメイン

  • スポーツネイキッド   ◎
  • ネオクラッシック    ◎
  • クラッシック      ◎
  • カフェレーサー     ○
  • ストリートファイター  ○

全種類、長距離ツーリング・ワインディングロード・市街地とオールマイティーにこなすことができます。

カフェレーサーはハンドルの仕様によって長距離ツーリングで腰や首に負担がかかる場合があるため注意が必要です!

ストリートファイターはリアボックスやシートバックが似合わないので、モノを積載することを前提に考えている場合は他のタイプをおススメします。

タンデム走行

  • スポーツネイキッド   ◎
  • ネオクラッシック    ◎
  • クラッシック      ◎
  • カフェレーサー     △
  • ストリートファイター  ✖

ストリートファイターはシート形状がSSのように尖った形状のモノが多く、パッセンジャーにとって長時間の走行はお尻が痛くなってしまうので、タンデム走行には向かないタイプだと言えます。

カフェレーサーはシートスタイルがシングル形状(パッセンジャー側が盛り上がった形状)になっているタイプも販売されているため、タンデムを視野に入れた乗り方を考えている方は購入する車両のシート形状を確認しておきましょう。

カスタム用品でシートが準備されていることもあるため、カスタム用品も確認しておくことをお勧めします。

サーキット走行

  • スポーツネイキッド   ○
  • ネオクラッシック    ○
  • クラッシック      
  • カフェレーサー     
  • ストリートファイター  ◎

クラッシックはタイヤが細く、グリップパターンがツーリング向きなのでサーキット走行には向きません。

それ以外のバイクであれば基本サーキット走行は可能です。

ストリートファイターはSSベースの高回転型エンジンのため、サーキットでも十分楽しめます。

また、サーキット走行する際にはウインカーなどの保安部品やミラーを外すため、サーキットを走行することを前提に考えている場合は、容易に保安部品が外せるデザインになっているストリートファイターを選ぶことをお勧めします。

街乗り・買い物・通勤などの普段使い

  • スポーツネイキッド   ◎
  • ネオクラッシック    
  • クラッシック      
  • カフェレーサー     
  • ストリートファイター  

全種類問題なく使用できます。

但し、リアボックスなどの積載物をバイクに装備する場合、全体的なスタイルを損なわないスポーツネイキッドが一番バイクに合わせやすいでしょう。

まとめ

今回はネイキッドの種類と用途について書いてみました。

同じネイキッドのジャンルでも様々な種類があります。

選ぶバイクによって用途が異なってくるため、ご自身の使用用途に合わせたバイク選びが重要です!

私自身、過去に最も多く乗ったバイクの種類はネイキッドです。

また、乗り換え時期が最も長かったのもネイキッドバイクです。

ネイキッドバイクはオーソドックスだからこそ古さを感じさせません。

また、乗りやすさや使い勝手など他のタイプに比べて幅広く万能なため、一台のバイクを長く楽しむことができます。

「バイクを楽しみたいけど、どのタイプから始めていいか分からない」という方は、まずはネイキッドバイクから初めて見ることをおススメします。

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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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