【新車のサブスク】カーリースの特徴とメリット・デメリットとは?

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新車に乗り換えようと思った時、現金やクレジットと様々な購入方法がありますが、車のサブスクとして近年話題の乗り換え方法がカーリースです。

カーリースと聞くと一般的に『法人が行う購入方法』のように感じてしまいますが、個人でリース契約をすることもできます。

今回はカーリースの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。

目次

カーリースは人気の購入方法

カーリースでの乗り換え方法は以前からありましたが、法人が社用車で利用することが一般的でした。

法人の場合、カーリースの使用料は経費計上できるため、一般的にクレジットよりもリースを利用します。

車を所有すると、購入費や維持費と様々な出費が必要になります。

現金やクレジットでまとまったお金を準備して車を購入するよりも、ライフスタイルに合わせて車を借りる方が出費リスクを軽減できるため、カーリースの利用率は年々上がってきています。

また、ソフトウェアやアプリによる音楽・動画配信サービスなどをサブスクリプション(定額使用料)で利用することが増えてきたため、定額使用料に対する考え方が一般的となり車のサブスクとして『カーリース』が改めて見直されるようになりました。

まとまったお金を準備しなくても、サブスク(定額使用料)で好きな車に乗れるカーリースは初期投資額を抑えることが出来る、最も有効的な購入方法だと言えます。

新車販売に占めるリース車比率
平成13年リース車契約総台数9.4%(554,621台)
新車総販売台数(5,906,471台)
平成23年リース車契約総台数11.8%(497,210台)
新車総販売台数(4,210,219台)
令和3年リース車契約総台数15.29%(680,012台)
新車総販売台数(4,448,340台)

一般社団法人日本自動車リース協会連合会(JALA)の調べによると、平成13年の新車総販売台数5,906,471台の内554,621台(9.4%)がリース契約でした。

しかし、20年後の令和3年の新車総販売台数4,448,340台の内680,012台(15.29%)がリース契約となっています。

年々リース契約をする方は増加しており、今後主流となる購入方法になるかもしれません。

国内自動車販売が伸び悩む一方で、リース保有台数の規模は拡大傾向にある。これは企業の間で車両管理コスト低減や納税、保険の付保等の管理業務の効率化などのアウトソーシングニーズが高まってきたことによる。 今後は、企業の社会的責任(CSR)やコンプライアンスがますます重要視され、車両管理だけではなくリスク管理まで積極的にアウトソースする流れになると考えられる。

引用:一般社団法人日本自動車リース協会連合会(JALA)

カーリースの特徴

リース契約の関係性

残クレとの違い

カーリースは残クレとよく比較されますので違いを表にしてみました。

カーリース
残クレ
  • リース会社から車を借りる
  • 頭金不要
  • 車検・点検費用込み※2
  • 自動車税込み
  • クレジット会社からお金を借りる
  • 頭金が必要(通常購入と同じ)※1
  • 車検・点検費用は別途必要※3
  • 自動車税は毎年支払いが必要
  • ※1:通常クレジットの所要資金は車両本体価格までとなっているため、基本的に頭金は必要になります。
  • ※2:メンテナンス内容によっては含まれていないものもあります。
  • ※3:メンテナンスパックに加入していても、残クレ自体に含まれているものではありません。

借りるものの違い

基本的にカーリースはリース会社から車を借りるため、クレジットのように車を購入するための資金を借りることではありません。『車を借りるか資金を借りるか』と、借りるものが違う事を覚えておきましょう。

頭金の要否

一般的にカーリースには頭金は必要ありません。

ただ、定額使用料となる月々の出費を抑えたり、審査により支払い限度額を超えてしまう場合には頭金が必要になります。

メンテナンス費用

リースの契約内容により異なります。

一般的には法定点検・車検整備・オイル、フィルター交換(回数・期間制限有り)が含まれています。

中にはバッテリー交換やタイヤ交換など、高額になるものも含まれていることもあるため、リース契約前には内容を把握しておくことが大切です。

但し、メンテナンス内容に含まれていない部品や消耗品の交換は工賃共に別途必要になります。

自動車税

毎年の自動車税もリース料に含まれます。

新車購入時の自動車税・重量税・環境性能割・消費税と、車検時の重量税、自賠責保険料など諸費用部分も全てリース料に含まれているため、まとまったお金を準備する必要がありません。

契約満了時

契約終了時には3つの方法から選択できます。

  • 車を返却
  • 再リース
  • 残価格で購入(クレジット購入も含む)

カーリースのメリット・デメリット

カーリースのメリット・デメリットとは?

メリット

  • 法人や個人事業主の場合、リース料金はクレジットと違い経費計上ができます
  • 新車保証が切れるタイミングで新しい車に乗り換えることにより、大きな出費リスクを抑えることが出来ます。
  • 出産や転勤などライフスタイルに応じて、短期的な車の乗り換えが出来ます。
  • サブスクなので、車検や税金などの急な出費が発生しません。
  • 短期的な乗り換えができるため、新型車を乗り継ぐことが出来ます。

デメリット

  • 走行距離の制限があるため、走行距離が延びる使い方には注意が必要です。
  • 車を利用する機会が少ない方は、リース契約よりもクレジットで車を購入する方がお得になります。
  • カーリースは車を借りる契約のため『返却』が前提になります。返却する際は購入時と同じ状態が基本になるため、車のカスタムを楽しみたい方には向かない購入方法です。

カーリースを契約する前に注意すること!

カーリースは残クレ同様、走行距離や外板価値の状態など、返却における一定の基準が設けられています。

基本的な返却基準は変わりませんが、リース契約を早期に終える中途解約は注意が必要です。

残クレは残債の一括清算により早期にクレジット契約を完了できますが、カーリースは中途解約により残りの期間分支払い相当の違約金が発生することがあります。

基本的にリース期間中の中途解約はできない仕組みになっており、残存期間分の違約金は未実施の点検や税金分も含まれているため、残存期間が長いほど高額になってしまいます。

但し、事故や故障など避けられない事由であったり、やむを得ない理由の場合は中途解約が認められることもあります。

中途解約でも、一定期間の仕様を経ることで通常よりも少ない清算金で、新しい車に乗り換えることが出来る乗り換え特約を準備しているリース会社もあります。

リース会社毎にメンテナンス内容や制約基準、乗り換え特約などの詳細が異なるため、リース契約時には内容をしっかりと確認しておきましょう。

カーリースをおススメしたい方

カーリースはライフスタイルの変化に対応できる

カーリースは3~5年の短期的に車を乗り換える方に向けた購入方法です。

数年内に結婚、出産、転勤、転職、車の免許返納等々etc…ライフスタイルが変化する可能性のある方は、車を乗り換えたり、使用し無くなったりと様々な変化に対応できるカーリースを利用することをおススメします。

また、カーリースは販売先がリース会社になるため値引き金額が通常販売値引きと異なります。

カーリースでの値引き金額や手数料の内訳は通常公表しないため、同等の内容で残クレの試算もしておくことで、月々の支払いなど比較検討の材料を作っておくことも大切です。

おすすめのサブスクはKINTO ONE!

カーリースで最も注意しないといけないのは、中途解約による違約金です。

カーリースはライフスタイルの変化に柔軟に対応できる車の乗り方ですが、3年・5年と期間が定めてあるため『1年後に車を使用し無くなるかもしれない』と言う方には向かない乗り方になってしまいます。

しかし、KINTO ONEの【解約金フリープラン】であれば、万が一車を使用しない生活になっても車を返却するだけで中途解約金が発生いたしません。(※傷や走行距離によっては清算金が発生することもあります。)

また、任意保険も月々の金額に含まれているため、面倒な手続きも不要です。

現在加入の任意保険は等級を引き継ぐことができないので注意が必要です。

任意保険に現在加入されている方は、保険を『中断』にしておいて、今後車を購入する時に備えておくといいでしょう。

  • 転勤先で車が急遽必要になったが、長期間は必要ない
  • 子供が大学在学中のみ車を増やしたい
  • はじめての車なので手続きが不安
  • 頭金無しで車に乗りたい
  • 家族全員で1台を共有したい

このような方にとって、KINTO ONEはベストな乗り方だと言えます。

また、毎月の支払いがクレジットカードで行えるのも大きな魅力です。

トヨタ車のカーリースならKINTO ONEをおススメします!

まとめ

今回はカーリースについてまとめてみました。

様々な車の購入方法がありますが、ディーラーセールスのおススメで購入するのではなく、内容を理解し自身に合った乗り方を選択することはとても重要です。

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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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