バイクを売る!3つの方法と注意点|愛車を高く売るポイントは?

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「バイクに乗らなくなった」「転勤して不要になった」「バイクを新しく乗り換えた」など、バイクを手放す理由は様々ありますが、沢山の思い出が詰まった愛車を安く手放すようなことはしたくないですよね。

  • 愛車をなるべく高く売りたい
  • 売却のコツが知りたい
  • バイクを安く手放してしまわないか不安

今回は、バイクを売ろうと考えている方に向けた記事を書いてみました。

この記事で紹介する売却ポイントを抑えておくことで、売却時の金額をアップすることができます!

私は過去に15台以上のバイクに乗ってきており様々な方法で売却を行ってきました。

売却におけるポイントを知っているのと知らないのとでは売却価格は大きく異なります。

今回は私の経験を元に、バイクを高く売るために抑えておきたいポイントと、気を付けておきたい注意点についてご案内いたします。

目次

バイクを売る3つの方法

バイクの売却方法
  1. ネットオークションやフリマサイトでの個人売買
  2. バイク乗り換えによる下取り
  3. 買取専門店での買取り

今回ご案内するバイクの売却方法は上記の3つです。

①の個人売買以外はお店や買取り店が売却額を決めるので、コツやポイントなどは無いように思われますが、私の経験上10万円以上の金額差がついたこともあります!

項目ごとにポイントと注意点を解説していきますので、最後まで読み込んでください。

売却前に行うこと

バイクを売却する上で欠かせないのが相場の確認です。

どんな売却方法であっても自身のバイクの相場を知らなければ、上手な売却はできません。

相場を知らないために愛車を安く叩かれたり、希望金額が高すぎて売却できないこともあります。

まずは愛車の相場を調べてみましょう。

相場の確認方法

相場の確認をするためには、売却しようと考えているバイクの状態を把握しなければなりません。

【①車種 ②グレード ③カラー ④年式 ⑤走行距離 ⑥外観・傷具合 ⑦カスタム箇所】

基本的にバイクの相場は上記の7点で決まります。

ご自身のバイクの状態を確認した上で以下の項目に続いてください。

相場の確認方法
  1. 中古車販売サイトから中古車販売価格を確認
  2. ネットオークションなどの個人売買サイトから落札価格を確認

1.中古車販売サイトから中古車販売価格を確認

バイクの中古車販売サイト(GooBikeバイクブロスウェビックなど)を利用して、ご自身のバイクの状態と近いものを探します。

似たようなバイクが掲載されていれば、一般的な店頭販売価格が分かります。

ただ、バイクは人により使い方も様々でノーマル状態で乗る方も少ないため、全く同じ状態のバイクはなかなか見つかりません。

そんな時は、バイクの相場に大きく影響する【①車種、③カラー、⑤走行距離】の3点が近いバイクを探すことで大まかな店頭販売価格を確認することができます。

注意点として、店頭販売価格=相場ではありません!

バイクショップは買取価格から10~20万円の利益を上乗せしてバイクを販売しているため、店頭販売価格から10~20万円を引いた金額が相場となります。

2.ネットオークションなどの個人売買サイトから落札価格を確認

ネットオークションやフリマサイトで探す場合は、現在出品中の車両ではなく落札済みの車両から探す必要があります。

基本的にネット販売は個人間での売買なので、売り手側が高い金額を付けていると相場の確認ができません。

落札済みの車両であれば「妥当な金額で落札している」と解釈できるので、同様の車両が2~3台落札されていれば平均落札価格と考えてもいいでしょう。

個人売買サイトの落札価格は、バイクショップの店頭販売価格よりも安く設定されていることが多いですが、落札価格=相場でもありません!

個人売買する場合、出品者は一度業者などに依頼して査定を行っており、提示された査定金額よりも10万円位高い金額で出品されていることが多いです。

また、個人売買サイトは10%前後の手数料やシステム利用料が発生するため、相場の確認は落札価格から10%を引いて更に10万円を引いた金額が相場と考えてください。

例:落札価格100万円-出品手数料10万円-出品者利益10万円=相場

トッシ

相場の確認ができたら次はバイクの売却方法です!

ネットオークションやフリマサイトでの個人売買

3つの売却方法の中で、最も高額で売れる可能性がある売却方法がネットによる個人売買です。

ネットを活用した個人売買は、利用料・手数料のみで業者による中間マージンが発生しません。

そのため、出品側はバイクショップの買取り価格より高い金額設定ができ、落札側は店頭販売価格よりも安く購入できるメリットがあります。

また、売却相手がネットを通じて全国に点在するため、バイクによっては驚くほど高値になり買い手も付きやすいのがネットによる個人売買の特徴です。

以下に売却方法の順序とポイントをまとめてみました。

ネット販売の順序と4つのポイント
  • 洗車
  • 写真撮影
  • 説明文作成
  • 価格設定

1.洗車

画面越しでも汚れが分かるような車両は、落札する側からするとあまり印象が良いものではありません。

写真映えさせるために、まずはしっかりと洗車しましょう。

トッシ

洗車しながら傷や錆が出ている箇所の確認をしておくことがポイントです!

小さな傷がある箇所はタッチアップなどを使って軽微な修正をしておくと、見る側にバイクへの愛着が伝わるので印象が良くなります。

バイクは手が入らない箇所が多いので、このような筆タイプの洗車ブラシを使うと隅々まで綺麗にすることができます。

2.写真撮影

ネット販売において最も重要な項目が写真撮影です。

バイクの状態がよく分かり、相手が欲しい情報が画像で確認できる車両はとても売りやすくなります。

反対に、写真が悪かったり少なかったりすると、売れる可能性は低下します。

バイクの撮影箇所は以下の5点を意識して撮影するようにしましょう。

バイクの撮影箇所
  1. 全体像(左右) 
  2. 前後方(ナンバーは隠す) 
  3. 傷・錆の箇所(拡大+全体像) 
  4. メーター周辺
  5. カスタム箇所、他に伝えておかなければならない箇所の部位
POINT
  • 全体像を撮影する際には、住所などが特定されない場所で撮影しましょう。
  • ナンバープレートはウエスなどで覆って隠しても問題ありません。
  • 傷の箇所が目立たないときは、付箋などを利用して場所が分かるようにしておくことが大切です。
  • メーター周辺は走行距離表示が見えるように撮影しましょう。

3.説明文作成

ネット販売は遠方で現車を確認できない方に販売する事を視野に入れて出品するため、バイクの状態や使用状況などを写真や文章を使って事細かに説明する必要があります。

また、個人売買では現状での引き渡しが基本となり保証も無いため、後々トラブルに発展しそうな傷・錆・不具合箇所などは正確に伝えることが大切です。

説明文に必要な9つの記載項目をまとめてみました。

記載項目
  • 車名 
  • 年式 
  • 型式(※車台番号は不要) 
  • 走行距離(車検証があれば記載内容を明記) 
  • カスタムポイント 
  • 錆・傷の箇所・不具合点 
  • 引き渡し方法 
  • 現在使用状況 
  • 他おすすめポイントなど

4.価格設定

相場の確認方法で確認したバイクの相場を元に価格を設定します。

【落札価格+手数料・システム利用料=売却希望価格】となります。

必ず手数料・システム利用料を計算して上乗せすることを忘れないようにしてください。

トッシ

売却希望価格は直近の落札相場をもとに少し高めに設定しておくことをおススメします!

ネット販売の注意点

ネットによる個人売買は高く売れて安く買える反面トラブルが多い売却方法です。

後々のトラブルを避けるためにも必ず各サイトのガイドラインを遵守して販売するように心がけましょう。

気を付けておきたい注意点
  • 不特定多数の方が閲覧するため、個人情報やSNS情報は記載しない
  • 実動車の現車確認は、自宅以外の近隣場所を指定する
  • 基本的に試乗の申し出や不動車の現車確認は断る
  • 直接取引はトラブルに繋がるため行わない
トッシ

少し面倒だと思われるかもしれませんが、買取りなどに比べて10万円以上の価格差が付くこともあるので実践してみましょう!

バイク乗り換えによる下取り

乗り換えによる下取りは、1つのお店で全ての事を完結できるため最も手軽で簡単な売却方法です。

その反面、販売員の言い値で売却してしまう事も多く相場よりも安い金額になってしまう可能性があります。

言い値での売却を避けるためにも、自分のバイクが一般的にどれくらいの相場なのかを知っておくことが重要です。

また、査定金額は購入するお店や査定士によっても異なってきます。

車と違ってバイクは趣向的な要素がとても強いので、たとえ査定基準があってもカスタム内容や希少価値により価格に開きがあるのはよくあることです。

ここでは、下取り査定価格を少しでもアップさせるポイントと注意点を以下にまとめています。

下取りに出すときのポイント
  • 査定前は洗車やタッチアップで外観を綺麗にしておく
  • カスタム内容を明確に伝える
  • カスタムしている場合は、純正部品の有無を伝える
  • メーター交換歴・エンジン載せ替えなどの主要部品の履歴は必ず伝える

1.査定前は洗車やタッチアップで外観を綺麗にしておく

査定をする際にバイクが汚れた状態だと本来磨けば消えるような汚れでも傷だと捉えられて減点されることがあります。

査定士も汚れか傷かの確認をしますが、査定時に傷を増やすような真似ができないので軽く指でなぞる程度にしか行いません。

不要な減点を避けるためにもバイクを綺麗な状態にして査定を受けるようにしましょう。

また、外観がきれいな状態だと定期的なメンテナンスも施している状態の良いバイクだと思われるので、下取り金額の交渉もしやすくなります。

査定は減点方式なので、減点箇所が少なければ必然的に金額は上がります。

2.カスタム内容は明確に伝える

バイクのカスタムパーツは沢山あるので、査定士も取り付けてあるパーツが純正装着品か社外品なのかを見落とすことがあります。

カスタムしていれば査定金額が上がるという訳ではないのですが、高額なパーツは査定金額に大きく影響する可能性があります。

また、外観で目視できないような箇所のパーツやエンジン内部のカスタムは伝えなければ純正と捉えられてしまい加算の対象にならないので、必ずカスタム内容は明確に伝えるようにしましょう。

3.カスタムしている場合は、純正部品の有無を伝える

バイクはカスタム内容によって査定金額が上下します。

基本的に高額なカスタムパーツが装着されたバイクは、純正状態のバイクよりも査定金額が高くなる傾向にあるので、新しいバイクに移設できる部品などで下取り時に取り外す部品があれば、査定前に伝えておくことが大切です。

ただ、バイクによっては純正状態の方が売れやすいと言うこともあるので、純正部品の有無は必ず伝えるようにしましょう。

査定金額が出たら、カスタム状態と純正状態での金額差も確認しておきましょう。

カスタムパーツは単体でも販売できることが多いので、純正状態との価格差が少ない場合はフリマサイトなどを利用して自身で売却する方が利益になる事があります。

4.メーター交換歴・エンジン載せ替えなどの主要部品の履歴は必ず伝える

メーター交換歴・エンジン載せ替えは査定時に判断できないことがあります。

査定時に主要部品の交換が怪しい車両はとされる車両は無駄に減額される可能性もあるので、自身が行った分かる範囲の履歴は査定時に伝えておきましょう。

ただ、古いバイクの場合はエンジンを交換している方がコンディションがよく、逆に査定金額が上がる可能性もあります。

下取の場合、次のバイクでもお世話になるショップになるので、後々トラブルに発展する可能性がある主要部品の交換歴は必ず伝えることが大切です。

下取りの注意点

下取りは次に購入するバイクが決まっているため、販売店によっては値引きを多く見せるために下取り価格を調整することがあります。

そのような場合下取り価格が正当な価格ではない可能性があるため、ご自身で事前に相場を確認しておくことが大切です。

気を付けておきたい注意点
  • 下取りの有無で購入するバイクの値引額に差が出ていないか確認する
  • 自身で調べた相場価格と開きがある場合は、査定の減点箇所を確認する

買取専門店での買取り

下取りよりも高額で、個人売買のようなリスクが無い売却方法が買取専門店での買取りです。

個人売買ほど高値で売れること貼りませんがありませんが、手間なくWebで簡単に申し込みができて売却が決まれば入金までの時間が短いことが特徴です。

買取専門店に依頼するのは簡単で、Webサイトで専用フォームに必要な項目【基本的にはバイクの情報と名前・住所・電話番号くらい】を入力します。

入力を終了して査定を依頼すると、直後に買取り業者から入力した番号宛に電話がかかってくるので、あとは現車査定の日時調整を行うのみです。

以下に買取専門店に依頼する際のポイントと注意点をまとめてみました。

買取専門店に依頼する3つのポイント
  • 売却予定を立ててから連絡する
  • 数社から買取り依頼がある場合は、出張査定の日程を同日に合わせる
  • 不動車・故障車・事故車は買取専門店一択

1.売却予定を立ててから連絡する

買取り依頼で出張査定を申し込んだ場合、買取専門店は金額が折り合えばその場で積み込みしてバイクを引き取ります。

また、買取専門店は遠方から出張査定に来ることもあるので、基本的に『直ぐに持って帰れるなら』と言う条件での金額提示になります。

だからと言って最初に来た買取専門店ですぐに売却を決める必要はないのですが、妥当で納得できる金額の提示があった場合は、その場で返事することも必要です。

2.数社から買取り依頼がある場合は、出張査定の日程を同日に合わせる

Webの専用フォームに入力して査定を依頼すると、直後に買取専門店から電話がかかってきます。

人気車両や希少車両の場合は、複数社から出張査定の申し出があるため日程を同日に合わせておく必要があります。

出張査定の日時を複数日に分けてしまうと都度時間を取る必要があるため、出張査定は同日で各業者の時間が重複しないように依頼しましょう。

トッシ

各業者で2時間くらい確保していればベストです!

3.不動車・故障車・事故車は買取専門店一択

不動車・故障車・事故車は下取りや個人売買にすると、輸送にコストや手間がかかり個人の負担が大きくなるため、買取専門店に依頼して売却する事をおススメします。

買取専門店での注意点

買取専門店からの電話でバイクの最高買取価格を提示されますが、これは現車確認なしの最高買取価格なので実際に査定を行った金額とは異なります。

実査定で減額されても、わざわざ来てもらったからと言って提示金額に納得いかないまま売却することは避けましょう。

また、各買取専門店はバイクの販売業務も行っているお店が多いため、買い替え時の値引きクーポン・排気量別の買取りアップ・下取り査定アップなどの各種キャンペーンを行っています。

しかし、売却の場合に最も大切なのは査定価格であり、少額のキャンペーンは査定額で調整ができます。

付随しているキャンペーンに惑わされず、愛車の買取り価格で売却の判断をすることが大切です。

気を付けておきたい注意点
  • 電話での提示金額は、バイクの最高買取価格
  • 提示金額に納得いかない場合は売却しない
  • キャンペーンに惑わされない

写真で簡単に無料査定できる方法

買取専門店に出張査定を依頼しなくてもスマホの写真だけで無料査定できる方法があります。

は3つのステップでバイクの査定が行えるため、手軽で簡単に利用できます。

写真で無料査定する3ステップ
  • 売りたいバイクを撮影する(撮影の仕方はコチラ)
  • バイクの状態を入力する
  • 買い手からのオファーを待つ

バイクを売りたい人とバイクを買いたい業者をマッチングさせるサービスとなっており、による全国の厳選された業者が買取り価格を競い合うシステムになっています。

売却を決定しなければ、個人情報が買取り業者に公開されることは無いので安心して利用することができます。

売却する場合は業者に対するオークション形式で購入金額を募集するため、通常の査定金額よりも高く売れる可能性があります。

今すぐ売却する予定が無い方でも無料で査定金額を知ることができるので、ご自身のバイク相場の確認をしたい時に利用してみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回はバイクをなるべく高く売るために、3つの売却方法としてご案内しました。

高く売るために最も重要なポイントは、自分のバイクの相場を知ることです。

買取りや下取り時に的外れな金額を要求したりすると交渉の余地はありません。

また、ネット販売は自由に価格設定ができる反面、あまりに高い価格設定をすると価格に説得力が無くなるため、延々と売れ残ってしまうこともあります。

売却を有利に進めるためにも相場を知っておくことはとても重要です。

今回ご紹介した売却のポイントと注意点をふまえて、ご自身の納得いく金額で愛車を高く売却しましょう。


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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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