【車を高く売る】下取り買取りについて上手な手放し方を解説!

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車を乗り替える時、今の車を『下取り』か『買取り』で悩んだことはありませんか?

一般的に『買取り』の方が高く売却できることは分かっていても、様々な理由から『下取り』を選択している方も多くいらっしゃいます。

また、売却額が高いからと言って『買取り』がいいとも限りません!

今回は車を乗り替える時の上手に手放す方法を解説していきます。

目次

車は買取専門店の方が高く売れる

買取専門店イメージ画像
買取専門店の方が高く売れる

基本的に車は『買取専門店』の方が高く売れます。

理由として、買取専門店は全国でチェーン展開し、中古車販売も並行しているお店が多いため、各社メーカー問わず中古車を探しているユーザーを沢山抱えています。

条件にマッチした車であれば、販売先が決まっているため高く買い取ることができるのです。

また、『買取り』はオートオークションで仕入れるよりも安価に仕入れができるため、ディーラーで提示される『下取り額』より高い金額を提示しても十分な利益が確保できます。

ただ、買取専門店はオークション相場で値付けをするため、買取価格の流動が激しく、1ヶ月先になると買取価格が大きく下降する可能性もあります。

そのため、ディーラーで新車を購入して納期に時間を要してしまうと、買取専門店では価格の維持が困難になるため、代車の貸し出しで対応する買取専門店もあります。

下取りを選択するメリットとは

下取りと残債の関係イメージ画像
下取りと残債のバランスが大切

買取専門店の方が売却価格は高いにも関わらず『下取り』を選択することがあります。

『下取り』を選ぶ理由で最も多いのが残債の問題です。

現在の車をクレジットで購入している場合、残債の支払いを完了させないまま新しい車をクレジットで購入すると、月々の支払い負担は必然的に多くなってしまいます。

売却額が残債額を上回れば、一括清算が可能なため全く問題ありません。

しかし、残債が上回る場合は差し引き分を一括清算しなければならないため、大きな出費が必要になってきます。

大きな出費を出さずに車を乗り換える方法が、ディーラーで下取りに出すことです。

同じメーカーの車を同じクレジット会社で購入する場合、ディーラーが残債の処理をして、差し引き分を新しいクレジットに上乗せすることができます。

急遽、乗り換えることが必要になった場合や、同メーカーで欲しい車が発売された場合でも、一括清算の様な大きな出費を必要としないため、新しい車に乗り換えることが出来ます。

また、ディーラーで下取りする場合、新車納車まで今の車に乗り続けることが出来るメリットもあります。

運転に慣れていない方や、違う車を乗ることに不安のある方は、代車やレンタカーを乗り続けるよりも慣れ親しんだ自分の車を運転する方が安心できるでしょう。

高く売却することだけでなく、安心・安全のために下取りを選択することも重要な選択肢になります。

下取りと買取りを選ぶ基準とは?

下取り・買取り選択基準のイメージ画像
下取り・買取りの基準とは?

下取りと買取りを選ぶ基準は以下の通りです。

選択基準下取り買取り
クレジット残債が売却額を上回る
クレジット残債の一括清算が可能
新車納車まで代車でも問題ない
買取額と下取額の金額差が10万円以内
買取額と下取額の金額差が10万円以上
買取査定で値段が付かない
新車が納車される前に車検を迎える△※1
下取り・買取り選択基準表
※1:ディーラーが代車を準備することもあります。

クレジット残債が売却額を上回る

クレジットの残債金額によりますが、買取額から大きく離れている場合は下取りを選択するしかありません。

クレジット残債の一括清算が可能

残債の一括清算が可能な場合は、買取りにする方が乗り換えにおけるトータルでの金銭的負担は少なくて済みます。

新車納車まで代車でも問題ない

納車までの期間、買取専門店が準備する代車でも問題なければ買取りをおすすめします。

但し、注意点として現在の情勢では新車納期が不透明になることから、長期間を要します。

買取専門店によっては代車の貸し出し期間に限度が設定されていることもあるため、ディーラーでおよその納期を確認した後に、買取専門店で代車の相談を行うようにしてください。。

また、代車を利用する場合、慣れない車のため事故などのリスクを伴います。任意保険の内容は必ず確認しておくようにしましょう。

買取額と下取額の金額差が10万円以内

買取専門店の場合、入庫するスピードが重要になりますので、売却価格が決まったら早急な入庫を求められます。

買取額と下取額の差が10万円以内で、納期が長期化する場合は代車対応でリスクを背負うよりも、自分の車で納車まで気長に待つ方が安心できるでしょう。

また、10万円以内であればディーラーも価格交渉に応じてくれることもあるため、相談してみることをおすすめします。

買取額と下取額の金額差が10万円以上

売却額の開きが10万円以上になってくると、一般的にディーラーの価格交渉では対応できません。

トータルの金銭的負担を軽減するためにも買取専門店で売却するようにしましょう。

買取査定で値段が付かない

車によっては査定額が0円ということもあります。

買取専門店で買取額が1万円以下の場合、基本的に車の価値は無いと思ってください。

1万円以下の場合は、買取りによる書類の手続きや車を持ち込みする手間を省くためにも、ディーラーで下取りにしておくことをおすすめします。

新車が納車される前に車検を迎える

新車の納期に時間を要すると、待っている間に車検が訪れることもあります。

新車を購入したにも関わらず、納車されるまでの期間を補うためだけに車検を受けるのはもったいないので、代車対応できる買取専門店で車検到来前に売却しておくことをおすすめします。

ただ、最近では納車までの間に車検が到来する方には、ディーラーが車検費用を負担したり代車の対応を行っていることもありますので、売却差が10万円以内の場合は一度ディーラーで相談してみてください。

まとめ

今回は車の売却方法についてご案内いたしました。

長く連れ添った愛車を高く売りたいと思う気持ちは、誰しもが思う事です。

新しい車を気持ちよく迎い入れるためにも『下取り』『買取り』のメリット・デメリットを理解して、納得いく愛車の売却をすることが大切です。

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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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