車購入に必要な書類|簡単に準備する方法と注意点について!

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新車や中古車を購入する時に必要な登録書類。

セールスから案内されたものの納期まで時間がかかり、どの書類を準備したらいいのか分からないという事はありませんか?

今回は車の登録に必要な書類を簡単に準備する方法と、車の登録で注意しておきたいポイントをご案内いたします。

目次

登録必要書類は状況により様々

まず大前提に、車の登録書類は普通自動車と軽自動車で準備する書類が異なります。

また、購入方法が『現金』なのかディーラーでローンやリース』を組むのかでも異なるため、

各購入状況に合った登録書類を準備することが必要です。

普通自動車の登録必要書類

普通自動車
購入方法/必要書類
現金ディーラークレジットディーラーリース
印鑑証明×△※3
住民票×
車庫証明申請書※1
実印×※4△※3
認印△※2
銀行印×

軽自動車の登録必要書類

軽自動車
購入方法/必要書類
現金ディーラークレジットディーラーリース
住民票
印鑑証明×△※3△※3
車庫証明申請書※1△※1△※1△※1
認印
銀行印×

※1 車庫証明申請書は自認所・保管場所使用承諾書を含む 
地域によっては車庫証明自体が必要ない地域がありまので、各自治体HPの『保管場所の届出適用地域』から、お住いの地域でお調べください。

※2 登録書類(委任状は実印必須)、全ての書類に実印を押印したくない方は、車庫証明など実印を押印しなくてもいい書類もあるので認印を持参することをおススメします。

※3 リース契約は基本的にクレジットと同様の書類で大丈夫ですが、契約者が会社名や連帯保証人の取り付けが必要な場合は印鑑証明や実印が必要なケースがあります。

※4 連帯保証人の取り付けが必要な場合は契約者・連帯保証人の印鑑証明が必要になる場合があります。
詳細は担当セールスに確認しましょう。

登録書類を準備する際に注意するポイント!

印鑑証明や住民票自体に有効期限は定められていないのですが、自動車登録においては印鑑証明や住民票などの登録申請に必要な書類には有効期限が【取得日から3ヶ月】と定められています。

新車の場合、昨今の半導体不足やロックダウンで部品供給が遅延しているため、車の納期が半年以上先延ばしになる事もあります。

車を購入してすぐに書類を準備するのではなく、ディーラーに搬入される日程が確定してから登録書類を準備することをおススメします。

また、クレジット書類も、購入時点では登録月が判明しないまま作成していることもあり、登録月が変わると支払い開始月も変わるため書類一式変更することになります。

連帯保証人を取り付けている場合や、住民票が購入地域にない場合は書類の準備に手間がかかるため、何度も書類準備に足を運ぶのではなく、納期が確定してから準備するようにしましょう。

公的書類を土日祝でも取得する方法

いざ、車の搬入予定日が分かったとしても、公的行政機関では書類は平日しか取得できません。

平日は仕事をされており、公的行政機関の業務時間外に帰宅される方には、公的書類を取得するのは困難になります。

土日祝日しか動ける時間が無くても【マイナンバーカード】があれば問題ありません。

近くのコンビニエンスストアで簡単に公的書類が取得できるため、ディーラーから搬入予定日を急に知らされても簡単に準備することが出来ます。

取得の方法は簡単で、コンビニエンスストアのマルチコピー機で以下の手順で取得できます。

マイナンバーカードで公的書類を交付する方法
マルチコピー機の使い方

マイナンバーカードをお持ちでない方は、取得のために一度行政機関に足を運ばないといけませんが、印鑑証明や住民票は自動車登録以外でも使用することは多いため、マイナンバーカードは取得しておく方がいいでしょう。

書類準備から納車までの流れ

新車の場合、工場で生産予定の目途が立つと、各ディーラーにおよその出荷予定日が知らされます。

その予定日を元に、各担当があなたに書類の準備をしてもらうように連絡してくるのです。

出荷予定日はあくまで工場を出荷される日で、各ディーラーに搬入される搬入予定日とは異なります。

出荷予定日が確定して生産されると、車を作っている工場から車台番号(個別の識別番号)が分かるようになります。

普通自動車であれば、ディーラー担当者は車庫証明申請書に車台番号を記載して自家用自動車協会や行政書士に提出します。

車庫証明は申請から交付までは長くて1週間程度ですが、一般的には2~4日程で交付されます。

車庫証明書が交付されたら、自動車登録に必要な書類が揃うので管轄の陸運支局で車検証とナンバープレートを発行してもらいます。

但し、軽自動車の場合、車庫証明申請書は登録後に申請するため、車台番号が発行されるとすぐに登録することが出来ます。

そのため、車庫証明書の承諾書に時間を要す場合には、登録書類だけでも先に担当者に渡しておく方が納車は早くなります。

一昔前は、新車が各ディーラーに搬入された当日に納車する事もよく行われていました。
しかし、最近では自動車を登録するまでは、オプション用品取り付けの整備を行わないことが一般的になっています。そのため、工場から各ディーラーに搬入されていても、登録しない限りは納車が先延ばしになってしまうのです。

ディーラーから書類の準備を促す連絡が入ったら、速やかに書類を準備しましょう。

取り付ける用品や架装により多少異なりますが、一般的にはディーラーから書類準備の連絡が入って、およそ2週間ほどで納車がされます。

まとめ

自動車登録に必要な書類は購入方法や普通自動車・軽自動車で異なります。

ご自身の車の登録に必要な書類を知っておくことで、無駄な書類の取得を防げます。

また、納車時期は車によって違うため、早々と書類を準備していても再度取得しないといけないこともあります。

何度も時間を作って公的行政機関に足を運ぶのではなく、ディーラーから連絡があった後でも簡単に準備できるようにしておくことで、登録がスムーズになり、結果納車も早めることが出来ます。

書類事でお客様とトラブルになるケースは少なくありません。

気持ちよく車を納車してもらうためにも、必要書類の内容はご自身でも把握して、いつでも準備できる状態を作っておくことが重要です。

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この記事を書いた人

元カーディーラーセールス
14歳の時にトライアルバイクを始めたのをきっかけに、バイクが趣味に発展!
このサイトでは、私の知識と経験を基に車とバイクに関する情報を中心に発信していきます。

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